be動詞は第1文型(SV)または第2文型(SVC)をつくります。
be動詞の後に続く品詞によって文型を区別することができます。
第1文型
第1文型ではbe動詞が存在を表します。以下は基本の3パターンです。
(1) It is. (それが存在する。) 【何も置かない】
(2) It is here. (それはここにある。) 【副詞】
(3) It is on Earth. (それは地球にある。) 【前置詞+名詞 ⇒ 副詞として機能】
場所を表す副詞の here や on Earth は修飾語Mとして考えるので文型を構成する要素にはなりません。従って,SVの第1文型になります。
第2文型
第2文型では名詞か形容詞が続きます。名詞では同定,形容詞では性状(性質・状態)を表します。以下は基本の3パターンです。
(1) It is water. (それは水である。) 【名詞】
(2) It is important. (それは重要である。) 【形容詞】
(3) It is of importance. (それは重要である。) 【前置詞+名詞 ⇒ 形容詞として機能】
be動詞の後に置かれた名詞や形容詞は補語Cになります。of importance は形容詞の役割をしています。
一般的に「前置詞+名詞」は形容詞か副詞として機能します。形容詞か副詞か判断する場合は意味内容を考える必要があります。be動詞の後にある場合は,場所を表していれば副詞,性状を表していれば形容詞と考えます。
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