【文法5】be + 形容詞 と look, sound, smell, taste, feel【高校生】

前回まではbe動詞の3つのパターンを学びました。

今回はその中の1つ「be + 形容詞」のパターンをとれる他の動詞を見ていきます。

He is happy.(彼は幸せです)
この is を looks に変えると

He looks happy.(彼は幸せに見える)
となります。

 

更に例文を見てみましょう。

I am tired.(私は疲れている)
I look tired.(私は疲れているように見える)

「be + 形容詞」を「look + 形容詞」に変えても大丈夫ということです。
be と look は同じ文型がとれるということです。
このことを意識することが大切です。

 

look の他にも同じように使える動詞があります。
下記の例文はどれもgoodの状態であるということです。
それをどの感覚で認識しているかという違いがあります。

It is good.
It looks good.(視覚:見た感じが良い)
It sounds good.(聴覚:聞いた感じが良い)
It smells good.(嗅覚:匂いが良い)
It tastes good.(味覚:味が良い)
It feels good.(触覚:触った感じが良い)

頭の中にグループを作っておきましょう。
「be, look, sound, smell, taste, feel + 形容詞」

これらは典型的な第2文型を作っています。

【文法4】be + 前置詞 + 名詞【高校生】

何度も繰り返していますが,be動詞の後ろにくる品詞は3パターンです。

(1) be + 名詞
(2) be + 形容詞
(3) be + 前置詞 + 名詞

今回は (3) の「be + 前置詞 + 名詞」ついて見ていきます。

前置詞は at, on, in, fromなどです。
前置詞の後ろには名詞が続きます。

例文です。

Jane is at home. Her children are at school.
Your keys are on the table.
He is in bed.
I am from Japan.

例文は簡単ですが,「be + 前置詞 + 名詞」という文型を意識してください。

 

余談ですが,この文型が「第1文型」なのか「第2文型」なのかという議論があります。

ロイヤル英文法 改訂新版(2000年)では以下のような区別をしています。

Mother is in the kitchen.(母は台所にいます)35頁
SVの第1文型(又は SVA。Aは付加語)

The flat is on fire.(アパートが燃えている)29頁
SVCの第2文型

文の意味を考慮すれば上記のような文型の区別が設定できます。ある場面では有用な視点だと思います。
しかし,文意を考慮せず,形のみをみればどちらも「be + 前置詞 + 名詞」です。

【文法3】be + 形容詞【高校生】

復習ですが,be動詞の後ろにくる品詞は3つのパターンがありました。

(1) be + 名詞
(2) be + 形容詞
(3) be + 前置詞 + 名詞

今回は (2) の「be + 形容詞」ついて練習しましょう。
以下例文です。

She is happy.(彼女は幸せです。)
He is angry.(怒っている)
She is thirsty.(喉が渇いている)
He is hungry.(腹が空いている)
She is hot.(暑い)
He is cold.(寒い)
She is tired.(疲れている)
He is afraid.(恐れている)

形容詞は状態を表す言葉で,be動詞の後ろに単独で置くことができます。
今回も例文自体は簡単なものです。
やはり大切なのは「be + 形容詞」という文型を意識することです。